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2019-05

親と遊ぶ会・春

ろりぽっぷ 1095号 2019年5月24日

ろりぽっぷ1095号

 夏日になった金曜日、今期初めてのきゅうり屋さんが開店しました。みそをつけたきゅうりは熱中症予防には最強の食べものです。きゅうりデビューの3歳児のお友だちもポリポリ。何の抵抗もなく食べていました。例年だと、連休明けには野菜スタンドにたくさんのきゅうりが並んでいましたが、今年は少し出遅れている様です。

 さて、先週末には親と遊ぶ会が催されました。心配していた天気も野外活動には調度良い気候でほっとしました。3歳児は親子で作ったおにぎりを、4歳児は牛乳パックを燃やして作ったホットドック、又、5歳児は空き缶で炊いたご飯をいただきました。
 年長組のご飯炊きは根気のいる作業で、みなさん苦戦していらっしゃいました。牛乳パックを切ったチップを火が消えない様くべ続けるのは、途中で投げ出したくなるほどですが、全員が最後まで取り組み、ホカホカの白いごはんを食べることができました。煙に目を真っ赤にしながら、「生きるって大変だね」とお母さんがポツリ。(ちなみに、昨年は3時間かかったというつわ者が・・・。)
 スイッチ1つで何でも可能な生活を手に入れた私たちはなかなか後戻りができないと思いますが、何が起きてもおかしくない今、小さなサバイバル体験がいざという時に生命を守る一助になるのではないかと思っています。
(園長)

アーカイブス 着替えの多い季節 ~できるところは任せて~

ろりぽっぷ 1094号 2019年5月17日

ろりぽっぷ1094号

 青々とした木々の緑、さわやかな風、気持ちのいい季節になりました。子どもたちは気温が上昇するにつれ、次々に洋服を脱ぎ捨て、泥んこ遊びを始めました。キャッキャッと声を上げ、ホースのシャワーをくぐったり、みなとても嬉しそうです。
 こんな遊びはお家では絶対にさせてもらえないだろうと見守りながら、後始末の大変さが頭をよぎります。

 それはさておき、園でも着替えをする機会が遊びだけではなく、身体測定、内科健診など、様々な場面で増えてきています。着替えの取り組みは家庭生活の影響が大きく、個人差があります。いつもお母さんにやってもらっている子は、つっ立ったまま脱がせてもらうのを待っていたり、着替えをする気持ちはあってもなかなか行動に移せず、とまどっている子もいます。そんな場合どうすればよいのでしょうか。

 1つには、自分のペースでもいいからできるところは任せてみる、ということです。着がえはボタンなど案外面倒なことや時間のかかることもあります。せかされると自分のペースでできないので投げ出してしまいます。その子のペースを大事にして、自分の力で着替えられたら認めてあげたいもの。そして、できることは任せて見守るようにしていきましょう。
 2つ目には、着やすい工夫をするということです。きつすぎる靴やボタンの多い服(手洗いの時、シャツやブラウスの袖のボタンは自分ではずせないので先生にやってもらう)、長すぎるくつ下などは着替えが大変です。靴の大きさやくつ下のはきやすさ、服の着やすさなどにも注意してあげるといいですね。
 
 そうそう、下着の前、後ろが分からないで反対に着ている子、首のところから一緒に手を出している子もいました。そのうちだんだんと自分でできるようになって、年長組なるとごく自然に脱いだり着たりが手早くできるようになってきます。まだまだだなというお子さんも、ゆっくり待ってあげましょう。

                                                (園長)

教育や育てるということは待つこと  佐々木正美著 「子どもへのまなざし」から

ろりぽっぷ 1093号 2019年5月10日

ろりぽっぷ1093号

 教育や育てるということは待つことだと思います。子どもに限らず人間というのは、必ず良くなる方向に自然に向いていて、成長しようとする、発達しようとします。
 だから邪魔をしなければ、子どもなりの素質と個性と能力で、みんな発達していきます。草花や野菜を育てるのも、人を育てるのも全く同じで、ひそかに最善を尽くして、じっと待っていればいいのです。待つことに楽しみや喜びを感じられるようになったら、人でも物でも育てるのは上手になります。
 ですから、実際の育児(いろいろな発達や成長)は、育児書に書いてあるよりすこしゆっくりめでいいのです。なおかつ、子ども一人ひとりはその他の様々なことに相当大きな個人差があるので、親の好みや、都合通りにいかない子どもがいたって、それは仕方がないことです。
 昔の育児では、誰も焦らなかったです。子どもが言うことを誰もがゆっくり聞いてあげていました。躾をする時だって、決して急ぎませんでした。オムツが取れるようになるのだって、お箸が使えるようになるのだって、誰だっていつかはできるようになるのだから、競争しない、焦らない、いそがないという育児があったのです。「いつからできるようになるのか、楽しみに待っている」ような雰囲気の育児だったのです。
 育児をする上で最も大切なことは、子どもに生きていくための自信を持たせてあげることです。親が子どもの最大のサポーターであり、理解者だということが通じれば、あとはいらいらしたり焦ったりせず、じっくり育児に取り組めばいいのです。
 こちらが焦っていると、子どもは大きくなるにつれて、もっと焦ります。何事もちょっとやってみて、どうもだめそうになると、すぐぱっと変わろうとするようになりがちです。そうなると、何をやっても自信が持てなくて、成果があがるまで自分で自分を待てない子になりがちです。反対に、こちらが成長や発達してくるのをゆっくり待ってあげる姿勢を普段から持っていると、それが子どもにも身につきます。忍耐強さが身につくと言っても良いと思います。
 そして、待ってあげる姿勢は子どもを十分に信頼しているという気持ちを子どもに伝えることになります。このことは、子どもへの愛を子どもに最も分かりやすく伝えることになるのです。
                                                   (園長)

胎内くぐり

ろりぽっぷ 1092号 2019年4月26日

ろりぽっぷ1092号

 桜前線が北上し、今頃は北海道あたりでしょうか。ろりぽっぷの庭は、八重桜に替わり、新緑のけやきやハナミズキのトンネルが子どもたちを出迎えています。

 24日(水)は、子どもの日のイベントとして、鯉のぼりの胎内くぐりを行いました。昔から鯉の胎内をくぐると、丈夫で健やかに育つという言い伝えがあり、ろりぽっぷでは今年も大きな口を開けた鯉の中をくぐるワクワク・ドキドキを体験しました。子どもたちは、しっぽの先で待ち受けているお菓子を目当てにひたすら8mものの胎内を進みますが、出口で「元気になあれ」と渡されるお菓子にもにっこり。
 最近では、大きな鯉が空を泳ぐ姿を目にすることもなくなりましたが、型は少し違っても日本の良き伝統を伝えていければと思っています。
 
 さて、明日から10日間の大型連休に入ります。お子さんたちもようやく慣れてきたところで長いお休みに入るので、生活習慣なども逆もどりということになりそうです。幼児は3日お休みがあれば元に戻ると言われていますので、仕切り直しといったところでしょうか。
 ご家庭では、いろいろ楽しい計画を立てていらっしゃることと思います。どうぞ、あまり計画を詰め込みすぎない様、ゆったりと過ごす時間も作ってあげて下さい。何といっても、小さな体で初めての環境に慣れるため、頑張ってきたのですから。

 どうぞ、事故などに遭わぬよう、安全に気をつけてお過ごし下さい。
                                                   (園長)

野点(のだて)

ろりぽっぷ 1091号 2019年4月19日

ろりぽっぷ1091号
 
 園庭のまん中に、大きな枝を広げているろりぽっぷのシンボルツリー八重桜の花が、ここのところの暖かさで一気にほころび始めました。
 木曜日(18日)には、その桜の下でお抹茶をいただく野点(のだて)を行いました。緋毛氈(ひもうせん)の上でお菓子(鈴カステラ)をいただき、顔が隠れる程の大きな茶碗のお抹茶を注意深く飲みほしていました。
 園庭で元気にかけ回る姿とは、うって変わり、ちょこんと正座する姿は、とてもかわいく感じられました。
 小さい組さんはまだちょっと無理かな、という予想に反して、飲みたい、飲みたいという声が多く、たくさんのお友だちが日本の文化に触れた一日でした。もっとも、お茶席でだされるお菓子に惹かれて、もあったのかもしれませんが…。

さて、「はしり」から「さかり」、そして「なごり」へと自然の旬の移ろいは早く、とりわけ春の食材は逃げて去ると言われます。八重桜・花水木・白藤が咲く桃源郷のような園の庭も「さかり」は一週間ほどで終わります。
 いつもより遅い白藤は、来週の春の天ぷらの主役です。「さかり」の白藤・柿の新芽、「なごり」の菜の花、その他にユキノシタやタンポポと、脇役も勢揃いです。
 ろりぽっぷガーデンの「天ぷら屋」さんは、年少・年中のお友だちは「逃すとまた来年」があるけれど、年長組は、これが最後の白藤の天ぷらになります。もしかしたら一生お目にかかれないかもしれない白藤、たっぷりおかわりをしてもらいたいと思います。
 よもぎを摘んでお団子を作ったり、春の自然に触れ、目で見てさわって香りを楽しみ、そして食べてみるなど、五感を使って春を感じてほしいと思っています。

(園長)

小さい組さん ランチデビュー


ろりぽっぷ 1090号 2019年4月12日

ろりぽっぷ1090号

 春に3日の晴れなしと言われますが、水曜日は雨、それも冬に戻ったかのような気温でした。咲こうとしていた八重桜や白藤、花水木もちょっと戸惑っているようです。
お花見ランチも来週に持ち越しになりそうです。

さて12日(金)からお昼ごはん(ランチ)が始まりました。みんな、とっても楽しみにしていた様子が朝バスの中の会話などから伺われ、ワクワクした気持ちでお昼を待ちました。ランチデビューは子どもたちが大好きなカレーライス。スタッフも白米はお釜に炊けるだけ炊いて、おかわりに備えていました。案の定、小さい組さんも何度もおかわりをしてくれて、幸先の良いスタートとなりました。

 うちの子はちゃんと食べているかしら、おかずは…、野菜は…とお母様方の心配は尽きないようですが、お子さんにとっては、安心して食べていたお母さんの食事から一転し、園でお母さん以外の人が作ったものを毎日食べるわけですから、緊張するのは当たり前なのです。
 食わず嫌いでお箸をつけられなかった子が、みんなおいしそうに食べているのを見て、ちょっとだけ食べてみようとしたり、保育者の「〇〇ちゃん、サラダが食べられるようになったよ、スゴイね。」という言葉に、ボクもワタシもとつられて野菜を口にしたり、「あっ、なんだ、食べてみたらおいしいね。」と少しずつろりぽっぷの食事が子どもたちの中に受け入れられつつあるようです。お友だちの姿に、刺激を受けて食べられなかったものが食べられるようになる、これぞ集団生活のメリットと言えるのではないでしょうか。

いろいろなものをたくさん食べてほしいのが親御さんの願いだと思いますが、焦りは禁物。卒園する頃には驚く程いろいろなものを食べられるようになるので、ゆっくり長いスパンで待ってあげてほしいものです。

(園長)

入園・進級おめでとう ~令和元年・無償化スタートの年~

ろりぽっぷ 1089号 2019年4月8日

ろりぽっぷ1089号

 桃やスミレ、チューリップが咲き揃い、木々も芽吹き始め、命の躍動を感じます。
 新入園のお子さんたちは、待ちに待った園生活が始まります。どんなお友だちと一緒かな?お部屋は?担任の先生は?小さな胸は期待と不安でいっぱいになっていることでしょう。でも安心して下さい。私たちスタッフ全員が心を込めて、手をかけ目をかけ、お母さんの代わりになってサポートいたします。
 また進級のお子さんたちも2019年度の始まりです。クラスが変わり、担任の先生も変わるなど、新しい環境が待っています。
 まずは、一日も早く保育者と心を通わせて、自分の居場所を見つけ、安心して過ごせるようになってほしいと願っています。
                                                  (園長)

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