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休み明け、元気な姿に会えますように

ろりぽっぷ 1103号 2019年7月19日

ろりぽっぷ1103号

 園だよりも一学期最終号となりました。1089号から1102号までの園だよりを振り返ると、どのページにも子どもたちの輝くような笑顔があふれ、心の底から楽しんでいる様子に、私たち大人も幸せな気持ちになります。

 さて、40日近い夏休みを皆さんはどんな風に過ごされるのでしょうか。大きなイベントがなくても日々の生活の中で小さな楽しみを見つけて過ごされるのはどうでしょうか。木陰で遊んだり、ビニールプールで水遊びをしたり、子どもたちは案外ささやかなことからでも楽しさを見つけられるものです。
 日中の暑さを避けてどうしても家の中で過ごしがちですが、気をつけていただきたいのが『ゲーム漬け』です。驚くほどのスピードでバーチャルなゲームが低年齢化しています。静かにさせるために赤ちゃんの頃からスマホを与えられている姿を見ていると、子どもたちの生活の行く末が不安になります。
 夏休みはどうしても生活のリズムが乱れがちになります。その要因の一つがゲームに夢中になって寝る時間が遅くなることです。特に、上の兄姉のいるお子さんは要注意ですね。対策として、そのご家庭なりのルールを話し合ってみるのも良いかもしれません。何より難しいのは親ごさんの対応です。どこまでノーと言えるか試される訳ですから、とてもしんどい事だと思います。ことほど左様にそれだけゲームは子どもにとって、簡単な事では太刀打ちできないほどの魅了のあるものになってきています。
 ぜひこの夏は、ゲーム依存症の子どもを作らない決意で過ごしていただきたいものです。

 親ごさんにとっては少々耳の痛い内容になってしまいましたが、事故のないよう安全に過ごしていただきたいと思います。2学期には一回り大きくなった元気な姿に会えますようにと願っています。
(園長)

お~い!おひさま!!  ~キャンプが心配~

ろりぽっぷ 1102号 2019年7月12日

ろりぽっぷ1102号
 
 セミの初鳴きが聞かれ、夏の日差しを期待しましたが、どんよりとした日々が続いています。セミも地中から出てはみたものの、鳴き声もか細く「こんなはずでは」と戸惑っているのではないでしょうか。
 今週は父母会がありました。お忙しい中、ご参加いただきありがとうございました。

 さて、年長組が親元を離れてキャンプ生活を体験するまであと2週間です。ろりぽっぷでは、生きるための生活力を身につけようと、3歳の頃から楽しみながらお菓子作りや料理をしたり、園庭でまきを使いかまどでご飯を炊くなど、生活経験を積み重ねています。キャンプ生活は、いわば“大きい組になったらみんなでキャンプに行く”と憧れて待ち望んでいたキャンプ。待ち遠しいけれど、家族から離れてテント生活をすることにちょっぴり不安も持っているドキドキな子どもたちです。

 さて、キャンプへ向けて今年も年長組の親御さんからの心配事がいろいろと寄せられています。おねしょが心配、家以外のトイレで排便をしたことがない、特に和式の便器での経験がない(キャンプ場は和式ですが、対策として洋式便器を購入し当日使用)、おしりが拭けないなど、トイレの問題が多いようです。おむつが必要なお子さんには、友だちの目に触れないよう対応しますので安心してください。外のトイレには、外出先での経験を今から積みましょう。
 今年も大きなお風呂に入ります。一般の人たちとも一緒になりますので、お風呂のマナーもご家庭で教えていただくとよいかと思います。浴槽に入る前には手足、おしりなどよく洗ってから入る、タオルは浴槽に入れない、そしてタオルを絞る、体を拭くということも自分で出来るよう、今から練習しておくといいですね。

 ついついお家ではやってあげてしまうことが多いかと思います。年長の今頃のお子さんはかなりのことで自分で出来る力を持っています。就学に向けて自立へのチャンスですからここはぜひ、お子さんに任せてみましょう。
(園長)

夏休みのおすすめの絵本

ろりぽっぷ 1101号 2019年7月5日

ろりぽっぷ1101号

 今週は日本列島がどっぷり梅雨につかり、九州地方は1000㎜を越える豪雨に見舞われました。現地の方々の緊張はいかばかりと、お察し致します。
 園児のお楽しみのプールもまだ1回きり。来週に期待したいところです。

 さて、夏休みまであと2週間。長い夏休みをどう過ごそうかと考えあぐねているお母様も多いのではないでしょうか。
 そこで1つ提案ですが、たっぶりある時間をお子さんと共に絵本を思いっきり楽しんでみるというのはどうでしょうか。図書館を利用するのも良し、夏休み前に園で借りる絵本でもいいと思います。絵本選びの一助にと、先生たちにこの夏休みにおすすめの絵本をリサーチしてみました。たまにはお子さんを膝にのせて、ひととき絵本の世界に浸るのもいいですね。
 絵本の世界はアナログ。お母さんの肉声やぬくもりが、きっとお子さんに伝わると思います。  (園長)

<夏休みに読むおすすめの一冊>
・どろんこおそうじ・・・ばばばあちゃんシリーズの一冊
・バルボンさんとさくらさん・・・ばるぼんさんシリーズの一冊
・えがないえほん・・・オノマトパ(擬声)の世界を楽しむ
・ともだちやもんな、ぼくら・・・友だち関係の話
・11匹のねこ・・・子どもとのかけ合いが楽しい絵本
・しろくまのパンツ・・・しかけ絵本で最後のオチがお楽しみ

まずは水に慣れることから

ろりぽっぷ 1100号 2019年6月28日

ろりぽっぷ1100号

 水曜日は久々に太陽が顔をのぞかせ、その貴重な日差しをいとおしむように、子どもたちはプール遊びを楽しみました。
 幼児期は泳ぎを覚える前の段階、水に慣れることからはじまります。水遊びが大好き、顔に水がかかっても平気になれるといいなと思っています。

 園のプールの大きさ、6.5m×4.5m 深さ65㎝です。プールの水は、朝8時半から入れ、終わったら抜き、毎回取り替えています。子どもたちは、消毒液(塩素)を入れた腰洗い槽に下半身をつけてプールに入ります。水深は子どものひざ丈くらい。スイミングに通っているお子さんには、ちょっと物足りないかもしれませんね。楽しい水遊びも天気次第。昨年は猛暑で15回は入れましたが、この夏は何回プールには入れるでしょうか。水遊びの様子をご覧になりたい方は、どうぞお出掛け下さい。

 さて、お父さん お母さんの水にまつわる幼い頃の記憶は、どんなものがおありですか?プールや海に何の抵抗もなく、お水大好きな子どもでしたか?
 私は、昔で言うカナヅチでした。子どもの頃、田舎の小川でバチャバチャした思い出はありますが、とうとう正式に泳ぎを教えてもらうチャンスは逃してしまいました。もっとも、昭和20、30年代はまだ学校にプールなどがなかったのですから。
 子育てがひと段落した頃、大人のスイミングスクールに通ってみましたが、顔に水がかかるのがイヤで、もっぱら平泳ぎのみ、それも5、6mで沈没でした。というわけで、子どもには自分の命を守るためにも泳ぎくらいはと、せっせとスイミングスクールの送り迎えをしたものです。結果、息子はクロールをはじめ一通りマスター出来ましたが、娘は私に似て、顔に水がかからない背泳ぎ一本で、市の大会にまで行ってきました。
 ことほど左様に、水に強いか弱いかは、親のDNAを受け継ぐというのが私の持論です。何が何でも泳げるようにという親の願いは、ままらないこともあると思うのですが…。 (園長)

少食の子、食べるのが遅い子

ろりぽっぷ 1099号 2019年6月21日

ろりぽっぷ1099号

 「ごはんを食べなくて、食事の時間がひと苦労です」「いつまでもグズグズ食べているので困ってしまいます」
 このような食事に関する悩みを、多くのお母さんから寄せられます。ある本によると、幼児期の半分ぐらいの親が「食べない」とか「食べるのが遅い」という問題を心配しているそうです。その背景には、子どもが健康で早く大きな体に育ってほしいという親の願望があるからでしょう。そのために、たくさん食べれば早く大きくなると思っているので、食べる量が少ないとか、食べないということが気になるのだと思います。
 何を基準に「食べる」「食べない」と言うかが問題です。子どもには身体的に大きく成長する時期があり、身長、体重、胸囲などを計測しますが、その成長曲線(カーブ)が正常な範囲内に入っていれば「食べない」ということはないと思います。このカーブがひとつの基準として、大きくなっているか、大きくなっていないかをみれば、健康か健康でないかがわかるわけです。健康であれば、少食でも心配する必要はありません。
 カーブがちっとも大きくなっていかないとか、下がっていくようなときは、病気ということも考えられるので専門医の診察が必要です。
 食事というのは楽しくなければ食が進みません。食事は人生の中で、とても大きな楽しみの一つです。けれども、教育に熱心な大人たちは、食事の時間に教育をしようという間違いをしがちです。食事のときにマナーや好き嫌いなどのしつけをしようとするのです。
 本来はどうしたら楽しく食事ができるかを第一に配慮するべきです。食事を楽しくする条件を満たしたうえで、できるだけたくさん、内容の豊富なものを食べるように考えればいいですね。食事の時間に事細かい注意や教育のために頭を使いすぎては食べる意欲もなくなるというものです。
 これは誰もが合意されることかどうかはわかりませんが、栄養障害を引き起こさない範囲でしたら、食事の好き嫌いは、子どもに自由にさせてあげたいと思っています。食事は、人間の最も楽しい営みのひとつだと思っていますから、食事を楽しくない時間にしてしまうのは、こんなにひどいことはないのではないかと思うのです。自分がされてみるとわかると思います。
 急がなくても大丈夫です。子育てに近道はありません。 ~佐々木正美の子育て百科より~

幼児期の嘘について

ろりぽっぷ 1098号 2019年6月14日

ろりぽっぷ1098号

 子育ての中で体験する悩みの一つに、子どものうそにどう対応したらいいのだろうかというものがあります。連絡帳や個人面談の場などでもしばしば質問を受けることがあります。
 
 基本的にうそは悪い事ですが、ここでは幼児期のうそについてポイントをしぼって考えてみましょう。子どものうそには、空想と現実をごっちゃにする悪気のないうそがあります。
 3歳の頃には、目の前に見えているものについてだけしか考えなかったのに、4歳頃になると目の前にあるものを通して全く違った世界をもつようになります。例えば、ほうきが馬であったり棒きれが魔法のステッキだったり、空想の世界が広がり、いつのまにか現実とこんがらがってしまう。こうしたい、あぁしたいという願望がいつのまにかあぁした、こうしたに変わってしまうことがあります。これは悪気のないうそですから、強く叱らず、そうかそうかと聞き流す程度に受け止めてあげればいいと思います。でも大人は、それはでたらめであることを知っているよとそれとなく感じさせておけばいいのではないでしょうか。保育の場でも「えっ本当?すごいね。そうなればいいね」等々…。

 さて、うそにはもう一つ隠すためのうそがあります。
 こどもの知恵がつけばつくほど善意のうそも含めてうそをつくものなのです。自主性・主体性が育ってくると同時に自尊心も育ってくるので、自分が傷つきたくない、自分を守りたいからうそをつく。うそが目立ってくるのだろうと思います。それは、成長や発達のあらわれでもあるととらえ、善いことは善い、悪いことは悪いと教え、厳しく叱りすぎない、問い詰めすぎないであげたいと思います。厳しすぎることが続くと、ちゃんと答えない方が叱られる率が少ないと学び、だんまりくせがついてくる事もあります。園でも本当のことを話してくれた時には、よく言えたねとその子の勇気も認めてあげるようにしています。

 一番大切なのは、子どもがうそをつかなくてもいいような雰囲気で育てていくこと、失敗したり、嫌だったことなどを自然に言える環境を用意してあげること、どちらも大人側の姿勢のあり方に関わってくるように思います。
 私たち大人だってうそをつかないで今まで生きてきましたという人はいないはず。誰もが持っている業のようなものです。子どものうそも「自尊心が育ってきたんだ。社会に出るための学習をしているんだ」とゆとりを持って接してあげられればいいと思うことは難しいでしょうか。  (園長)  ※佐々木正美「こどもへのまなざし」一部参考

かかわりが増えてきた分、トラブルも…

ろりぽっぷ 1097号 2019年6月7日

ろりぽっぷ1097号

 『娘が年中組の時、担任の先生から「娘が友だちを噛んでしまった」という事実を知らされたことがありました。恥ずかしながら、先生からお話をお聞きするまでは、まさか年中組になってまで娘が友だちを噛んでしまうことがあるとは思ってもみませんでした。ただただ申し訳ないという思いと、けれど衝動を抑えることのできない娘を一体どうしたら良いのか…という思いで胸が押しつぶされそうになったことを今でも覚えています。』

 これは、もう小学校になったお子さんの在園中の出来事についていただいたお手紙です。お母さんがショックを受けられた様子、いったいどうしたら、という思いが伝わってきますね。
 1学期も半ばになり、だいぶ緊張もほぐれ、友だちへの関心も芽生え、それに伴い、トラブルも多くなり、小さなケガも見られるようになってきました。ケガの様子によっては、ご家庭へ連絡させていただくこともあります。
 友だちとのトラブルでケガをしてしまった、またはさせてしまった時、ケンカの原因は何だったのか、結果的にケガをさせてしまったけれど、お互いのやりとりを聞いてみると、一方だけが悪いとは言えない場合もあります。でも、どんな理由があったとしても、お友だちにケガをさせてはいけない、その前にどうすれば良かったのだろうと考えてもらう時間もとっています。
 ともあれ、我が子がケガをして帰ってくれば驚かれるかと思います。ケガの理由は担任からできるだけお知らせするよう心掛けています。自分ひとりで転んだ、ぶつかった場合、保育者に伝えず降園してしまったという場合もあります。もし、保育者も気づかない身体の変化があった場合は、ただちに園までお問い合わせ下さい。また、お子さんにもケガをしたら、どんな小さな傷でも担任に伝えるよう、ご家庭でもご協力いただけると助かります。
 親御さんにとっては、集団生活の場ではやったり、やられたり、どちらの立場にもなりうるという心づもりが必要です。少しずつ耐性を身につけ、積み重ねていくことが親になるということでしょうか。いつか、お互い様という気持ちになれるといいですね。
                                                  (園長)

年長版 園外保育は命がけ ~春の遠足~

ろりぽっぷ 10964号 2019年5月31日

ろりぽっぷ10965号

「さぁ、今日(28(火))は小さい組さんの遠足。」と準備中に、突然テレビにテロップが流れました。川崎で小学校のバス待ちの列に、包丁を持った男が切りつけた情報です。身も凍るような状況に、これから遠足に送り出そうとしているろりぽっぷの親ごさんの心配はいかばかりかと、すぐに対策をとることにしました。
 まずは、安全をより確保するために、付き添いのスタッフを4人増員して16人にし(4、5歳も同様)、不審者が立ち入らないように見守りました。いきおい私たち大人の目は鋭くなり、緊張感が一層高まるのは致し方がないことです。
 日頃、子どもたちを外に連れ出すのは命がけと心して出かけていますが、今回の様な事件が起きると、その思いは一層重くのしかかってきます。世の中も子どもを守ろうと動き始めています。例えば、地域の交番からは、散歩に行く時は知らせてほしいとか、年長の八幡山では警察官がトイレ付近を見回ってくれたり、園周辺もパトカーが巡回している様子が見られます。
 園では、セコムと契約をしており、有事の際はすぐかけつけてくれる手はずになっています。本来ならば人を信じ、大人は信じるに価すると教えたいのに、そうできない社会になりつつあるのが、とても悲しくつらい事です。

 さて、気を取り直して、年長組の目的地八幡山は、春日部市八木崎駅北側の八幡神社の境内にある標高17mの小山です。どのくらいの傾斜か説明できないのが残念ですが、子どもたちにとっては挑戦しようという気持ちがかきたてられる、適度な危険箇所もあるスリル満点の山です。斜面を木の根っこにつかまりながらよじ登ったり降りたりする動作は、5歳児ならではの筋力やバランス感覚が必要です。

 この日の子どもたちの様子を見ていると、転び方にも上手い下手のあることがわかります。“危ない‼”と思うと腰を落とし、野球のスライディングのように斜面をすべり降り、転倒を回避できる子。かと思えば、思ってた以上に勢いがついて、運転手さんに抱き止めてもらう子もいました。
 傾斜の激しさに、尻込みをして降りられないと涙顔のお子さんもいましたが、まわりの友だちが、手を貸してくれたり、一緒に降りたりするなど、やさしい姿もたくさんみられました。
 1回登るごとに、園長から手の甲に〇印をつけてもらい、それを励みに、自分の年の数だけ登れたとか、22回登ったという頑張り屋さんもいました。

 以前、社務所で八幡山の由来を伺いました。なんでも、富士山の霊峰に似せて作ったということ。子どもの健やかな成長と、安全を祈願している山だということでした。道理で、これまでお山で遊ばせてもらっても、一度も怪我をしなかったわけです。子どもたちが守られていたからと納得しました。信仰心の薄い私ですが、この日は八幡様の大きな懐の中で遊ばせていただいたという安堵感で穏やかな気持ちになりました。                      (園長)

年中版 園外保育は命がけ ~春の遠足~

ろりぽっぷ 10964号 2019年5月31日

ろりぽっぷ10964号

「さぁ、今日(28(火))は小さい組さんの遠足。」と準備中に、突然テレビにテロップが流れました。川崎で小学校のバス待ちの列に、包丁を持った男が切りつけた情報です。身も凍るような状況に、これから遠足に送り出そうとしているろりぽっぷの親ごさんの心配はいかばかりかと、すぐに対策をとることにしました。
 まずは、安全をより確保するために、付き添いのスタッフを4人増員して16人にし(4、5歳も同様)、不審者が立ち入らないように見守りました。いきおい私たち大人の目は鋭くなり、緊張感が一層高まるのは致し方がないことです。
 日頃、子どもたちを外に連れ出すのは命がけと心して出かけていますが、今回の様な事件が起きると、その思いは一層重くのしかかってきます。世の中も子どもを守ろうと動き始めています。例えば、地域の交番からは、散歩に行く時は知らせてほしいとか、年長の八幡山では警察官がトイレ付近を見回ってくれたり、園周辺もパトカーが巡回している様子が見られます。
 園では、セコムと契約をしており、有事の際はすぐかけつけてくれる手はずになっています。本来ならば人を信じ、大人は信じるに価すると教えたいのに、そうできない社会になりつつあるのが、とても悲しくつらい事です。

 さて、気を取り直して、延期になった年中組の目的地は内牧公園の雑木林。程良くひんやりしていて遊ぶにはちょうど良い場所です。駐車場からクラスごとに林の中に向かい歩いていきました。
 荷物を置くといよいよフリータイム。「ねぇ、遊んでいい?」の子どもの声に、「いってらっしゃーい!」と保育者が言うと、一斉に走り出しました。林の中はよく整備されていて、時折、散歩の人々とすれ違ったりして、園の近くにこんな素敵な場所があるのかと感動しました。
 最初は子どもたちも何も遊具のない雑木林の中でとまどいをみせていましたが、木の切り株に腰かけたり、ピンクの可憐な花を集めたり、自分なりの遊び方を見つけ出していました。今回、最も喜んだのは、高さ数メートルの、小高い山でした。斜面を登ったり降りたり、てっぺんの平らなスペースで「ヤッホー!」と叫んだり、何度も登り降りを楽しんでいました。(年長の八幡山の前哨戦です)

 もうひとつのメインイベントは、ずっと朝から心待ちにしていたお弁当。年に数回しかないお母さんの手作りのお弁当は、遠足の醍醐味のひとつでもあります。みんなの腹時計は実に正確なもので、11時半には「お腹空いたー!!」と合唱(笑)。各クラス毎に支度をし、いただきますをしてお弁当を開けると、お母さんの愛情がつまったお弁当に子どもたちもにっこにこ。
 この時の笑顔は何とも言えず幸せそうで、私も嬉しくなります。そしてお腹がいっぱいになると、ろりぽっぷ恒例‘お菓子のとりかえっこ’のはじまり、はじまり。仲良しさんとお菓子のとりかえっこをして楽しみました。           (園長)

年少版 園外保育は命がけ~春の遠足~

ろりぽっぷ 10963号 2019年5月31日

ろりぽっぷ10963号

「さぁ、今日(28(火))は小さい組さんの遠足。」と準備中に、突然テレビにテロップが流れました。川崎で小学校のバス待ちの列に、包丁を持った男が切りつけた情報です。身も凍るような状況に、これから遠足に送り出そうとしているろりぽっぷの親ごさんの心配はいかばかりかと、すぐに対策をとることにしました。
 まずは、安全をより確保するために、付き添いのスタッフを4人増員して16人にし(4、5歳も同様)、不審者が立ち入らないように見守りました。いきおい私たち大人の目は鋭くなり、緊張感が一層高まるのは致し方がないことです。
 日頃、子どもたちを外に連れ出すのは命がけと心して出かけていますが、今回の様な事件が起きると、その思いは一層重くのしかかってきます。世の中も子どもを守ろうと動き始めています。例えば、地域の交番からは、散歩に行く時は知らせてほしいとか、年長の八幡山では警察官がトイレ付近を見回ってくれたり、園周辺もパトカーが巡回している様子が見られます。
 園では、セコムと契約をしており、有事の際はすぐかけつけてくれる手はずになっています。本来ならば人を信じ、大人は信じるに価すると教えたいのに、そうできない社会になりつつあるのが、とても悲しくつらい事です。

 さて、気を取り直して、ほど良くお天気に恵まれた28日、年少組さんははじめての遠足に行ってきました。目的地は内牧公園のはらっぱ。幼稚園からバスで10分くらいのところです。テーマパークや遊園地にお母さんと一緒に行く幼稚園も多いようですが、子ども達が自分の足で出掛けてくるのがろりぽっぷ流。お母さんから離れて初めての遠足に、子どもたちはもちろん、送り出すお母様方も期待と不安でドキドキだったことと思います。
 遠足のメインイベントは、やっぱりお弁当。着いて10分もしないうちに「おべんとうは?」と聞く子がいるほど、みんなは期待でいっぱいです。「おなかをう~んとすかせてからね。」となだめ…、いっぱい遊んだ子どもたちに「おべんとうにしよう!」と声をかけるのは、保育者にとっても嬉しい瞬間です。
 自分でリュックからシートを取り出し、広げてお弁当を出し、手をふいて…。やることはたくさんで大変ですが、お家での練習が功を奏したのか、はたまたお弁当への期待感が背中を押したのか、年少さんとは思えないほどスムーズに支度が出来ました。そして、準備が出来た子どもたちから「いただきます」のご挨拶。「せんせい、みてー!」の声が飛び交う中、楽しいお弁当タイムとなりました。
 その後のさらなるお楽しみは“おやつ”。ろりぽっぷ名物、おやつのとりかえっこデビューも果たしました。保育者が「とりかえっこしよう」と誘ってもキョトンとしている子、“とりかえっこ”が理解できずにもらう一方の子も…。年少ならではのほほえましい姿です。かと思うと、お友だち同士で上手にとりかえっこしている仲良しさんもいましたよ。
 盛りだくさんの一日でぐったり疲れて…、でも楽しい報告がたくさんあったことと思います。リュックの中がぐちゃぐちゃなのはご愛嬌、「自分でがんばったのね」と温かく受け止めてあげてくださいね。 (園長)

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ランチメニュー
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園だより(2019年度版)
園だより“ろりぽっぷ”

ろりぽっぷ子たちの園生活の様子や保育について、ブログ形式でお伝えしています。

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